活動報告

フィルタリングでさえも惑わす ELSAGATE とは

(2019年6月9日)

先日息子の参考書を買いに行ったら、その本の説明にQRコードを読むと説明の動画サイトに繋がる仕組みになっていて驚きました。
今は遊びだけでなく、勉強でも動画を使うようになりましたね。

さて、そんな動画なのですが、親の気持ちとして、子供が変な動画を見ていないか心配になります。残虐なもの、性的なもの、詐欺のようなサイト。真っ先にフィルタリングをかけて、ふぅっと一安心。

って、いきたいところですが、ちょっと待って!

実は今、この流れを踏まえた上での悪質な動画が存在します。
それが、【エルサゲート(elsagate)】です。

エルサゲートとは、ディズニー映画『アナと雪の女王』の主人公のエルサ(Elsa)と、スキャンダルに関係する出来事につけられるゲート(-gate)を合わせた造語です。
例えば、「子供が大好きなキャラクターが子供に暴力を振るったりする」「かわいいキャラクターが必要以上に性的なもの」「クレイアニメで見ているうちに残虐なことが起こる」などの動画を指します。

ぱっと見、見慣れた可愛らしいキャラなので安心していたら、子供に蹴りを入れるような内容で、衝撃を受けていきなり泣いてしまうなんて事も。とてもビックリしてしまいますよね。

私たちまちLINKSでは、ネットモラルをはじめとする『子ども達と動画の関わり方』について、勉強会等を設けていく予定をしています。

いま当たり前のように使われ始めている動画の活用方法を正しく知って、少しでも安心して利用することができるよう、地域の子どもたちを守るために活動してまいりたいと思います。

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